2011年4月29日金曜日

逗子海岸映画祭



今日から始まった逗子海岸映画祭2011
GwaGwaは明日のプログラムに参加しております。
海でまったり映画を見るゴールデンウェークなんてのも楽しそうです。

2011年4月23日土曜日

最近見たもの

長いフライトでの楽しみはやはり映画です。

The Kids are all right

全然期待しないで見たら話もおもしろいし出演している役者達もみんな素晴らしいし最後はホロっとしてしまった。
約20年結婚しているレズビアンカップルと、それぞれが一人ずつ産んだ姉弟の4人家族。
子供達が親に内緒でボヘミアンな精子提供者を探し出した事(すぐバレるんだけど)で一家がちょっとずつバラバラになりかけます。
レズビアンの夫婦を主役にして、20年他人と暮らすと言う事は容易ではないし、家庭の中でお金を稼ぐ人間と家を守る人間の力のバランスが微妙にズレる姿は、女と女とか男と女とか男と男とか関係なくどこの家にも生じるって事をとても巧く描いています。
激しくおすすめします。


ブラック・スワン

確かに面白かった。
確かに出演している女優陣は全員狂気的で、なんと言うか女優って大変だなと思ったんですけど。。。
ナタリー・ポートマンのエロいシーンが、見るからにボディダブル(吹き替え)でそれはいいんだけど、故に顔を写さないようにしてか首から下の似たようなシーンが多くてちょっとしつこい。
ナタリー・ポートマンて「綺麗なんだけどこの女になれって言われたら嫌だな」って言う女性を演じさせたらピカイチですね。
こちらもおすすめです。

あと飛行機で見たのは、

ソーシャル・ネットワーク

全編通して言葉が発せられていないシーンが殆どない上に数字が沢山出てくるので(そして早い。。。)これはもう一回字幕付きで見ないと。

You will meet a tall dark stranger

ウッディ・アレンの新作です。
特に熱狂的なウッディ・アレンファンではない私は普通に面白く見られましたけど、長年のファンとかにはちょっと物足りないだろうな。
今回も結構イジワルな感じの内容ですけど、なんだか終盤ちょっとまとまりがないと言うか「え!終わり?」と、駆け足でモヤっとしたまま終わってしまったような。。。

ガリバー旅行記

さすがに飛行機では3Dじゃなかった。。。
ジャック・ブラックが出ている時点で50点はつけられる。(100点満点で)

最近家で見たものは

Machete

余計な事は言わないので今すぐ皆に見て欲しい。
最高過ぎるので。

Zombieland

「いい加減シャワーを浴びたいわ〜」と言いながら髪がサラサラだとか言う演出がなんなく受け入れられる面白さ。
でも結局ビル・マーレイのカメオが一番印象強く残ってしまうのだけど。。。

2011年4月21日木曜日

Babakの話

Babakが私のサイトを偶然見つけてメールをしてきたのは、ちょうどオランダ行きのチケットを予約した数日後。
「オランダをベースに映画音楽を作って自身もシタールとタールの演奏をしている。
今作っているプロジェクトにアートワークで参加出来ないか」
と言う内容。
正直最初は信じていなかったというか、アムステルダムを中心にインターネットでオランダ情報を色々検索していたので、何かイタズラかDMか。。。と思っていた。
だってタイミングがあまりに良すぎるので。。。
何度もメールを読み返してどうやらイタズラとかそういうものではないと言う事はわかったのだけど、最初は様子見な感じの返事を送信。
それからメールのやり取りとSkypeのやり取りをして、オランダで会う事に。

Babakと彼女が暮らしているのはZaandamと言う街。
アムステルダムから電車で10分くらい。
2人は私たちを夕飯に招待してくれて、美味しい美味しいイラン料理を振舞ってくれた!

彼らは2人ともイラン人。
彼女は赤ちゃんの時に一家で移住してきたけど、Babakは18歳の時に政治的な理由で祖国を追われ一人難民になりオランダへ亡命したんだそう。
それから12年間イランにいる家族と会えていない。
オランダで暮らしている日本人の殆どは、自分で望んで(もしくは仕事の関係などで)移住したんだと思うけど、彼にとってはたまたまその時難民の受け入れ先がオランダだったと言うだけで、アメリカやカナダに住めたら英語がもっと話せるようになってたんだろうな、と言っていた。(でもアメリカやカナダに移住していたら彼女に出逢えなかったね。)
一番いいのはアメリカでもカナダでもなく祖国で暮らす事。

「外国の人が『どうしてみんな日本から出ようとしないの?』と言っている。
 西や南の人が『東京から逃げてくれば?』と聞いてくる。」
Babakの話を聞きながら、ここ最近自分に対してや周りで投げかけられている言葉をぼんやり思い出した。

最初はさぐりさぐりな感じだったけど、お互いの事、イランの事、オランダの事、日本の事、音楽や映画や物造りの事、仕事の事、食べ物の事、今まで行った旅の事、家賃や生活費の事、家族の事。。。色々話してあっという間に夜中近くになってしまった。

ホテルまで送ってもらった車の中で
「偶然インターネットでホームページを見つけて一ヶ月後にはご飯を一緒に食べてるなんて(しかも家まで行って)変なの!」
と言ってみんなで爆笑した。

次は東京でお返しのおもてなしをしたいな。



Babakが音楽を担当したCM



Zaandamで泊まった可愛いホテル


と、可愛い駅


工事が終わる頃また行きたいなぁ。

2011年4月13日水曜日

オランダ日記2

オランダを訪れたもう一つの理由は、昨年GwaGwaの島田正道がDVDのディレクションを務めたTheo Jansenのスタジオを訪れる、と言う事。
アムステルダムから電車とバスに乗って1時間半〜2時間程で着く小さな街へ。


とても忙しそうだったけど、貴重な時間を割いて色々な話を聞かせてくれました。
そして、日本で暮らす人々の事をとっても心配していました。

メッセージ


テオさんと別れた後はRotterdamへ移動。
一泊だけだとちょっと魅力が掴み切れなかったけど、街中にちょこちょこと立体作品が置かれていてなんだか不思議な街でした。




これも作品かな?


ロッテルダムからアムステルダムに戻ったらなんだかホッとしたような。。。
私は近代都市に向いていないのだろうか。。。

アムステルダムにも不思議可愛い物達がその辺にありました。



このカラフルな箱は何だろ?

2011年4月9日土曜日

オランダ日記1

日記と言うか後記ですが。。。
先週の木曜日まで一週間程アムステルダムへ行って来ました(ロッテルダムなんかもちょこちょこと)。

アムスは想像以上に自転車がビュンビュン走っていたけど、その中でも良く目についた可愛いすぎる自転車達。
これなら安心して子供達を乗せられそうです。






一台欲しいけど、東京では道が狭すぎるなぁ。。。と言うか停められる駐輪場がないかな。

今回、アムステルダムへ行った目的の一つがこの巨大な熊ちゃん。



Florentijn Hofmanさんの進行中のプロジェクト。
アムステルダムの郊外に新しく出来る公園に建設中で、残念ながらまだ完成はしていなかったけど、それでも実物の迫力は凄かった〜。

なぜ熊なのか?と言う話ですが、ここの集合住宅に暮らす子供達に、何が出来たら嬉しいかを聞いたら一番人気だったのが熊だったそうです。
それは完成したら嬉しいだろうなぁ、子供達。

Hofmanさんの作品はロッテルダムにもあります。





このペーパーボートを探してかなり歩き回りました。。。

また続きを書きます。

2011年4月4日月曜日

ドイツで行われた25万人の原発反対デモの写真が載っているサイト。
http://www.attac.de/aktuell/anti-atom/grossdemos/fotos/?L=2
日本のデモのイメージってみんなマスクして顔隠して暗いイメージがあるけれど、ヨーロッパでは風船もって着ぐるみ着て、平和的なパレードな感じが多いと思う。昔コペンハーゲンで一回見たのはクリスチャニアというマイノリティの自治区を守る為のデモで、小さい子供とお母さん達が主体で風船いっぱい持ってマーチングバンドが後ろからついてきて、自分たちの自由を訴えてた。
今週の日曜日、高円寺で大きな反原発のデモがあるようです。選挙に行った後にいきます!
詳しくはこちら!!
http://410nonuke.tumblr.com/tagged/%7C%20message
GwaGwa島田正道